リュウケツジュ(読み)りゅうけつじゅ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「リュウケツジュ」の意味・わかりやすい解説

リュウケツジュ
りゅうけつじゅ / 竜血樹
[学] Dracaena draco L.

リュウゼツラン科(APG分類:キジカクシ科)ドラセナ属の常緑高木。カナリア諸島原産。やや分枝し高さ20メートルほどになる。葉は幹頂に多数密生し、披針(ひしん)形で長さ約50センチメートル、幅約3センチメートル。花は緑色を帯び、長さ約10センチメートル。樹齢が長い樹木として有名で、メタセコイアとともに巨樹として知られている。

[坂梨一郎 2019年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のリュウケツジュの言及

【ドラセナ】より

…リュウゼツラン科リュウケツジュ属(ドラセナ属)Dracaenaの低木~高木で,熱帯アジアからアフリカに約50種がある。センネンボクCordylineと混同されやすい。…

※「リュウケツジュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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