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リュキア Lycia; Lykia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リュキア
Lycia; Lykia

アナトリア南西部の地中海に面した一地方の古名カリアパンフリアの間にあり,北方でタウロス山脈に連なる。前 14~13世紀の楔形文字の史料では,リュキア人はヒッタイト人ギリシア人勢力圏にはさまれていた。前8世紀には,少くとも 20の都市の連合体としてリュキア同盟が結成され,海上貿易に従事した。アケメネス朝ペルシアの成立とともにその属領となったが,都市連合を中心とする自治は存続した。 43年にローマ帝国属州パンフリアに併合されたが,4世紀以後は独立の属州となった。この地方の遺跡からは,ギリシア風公共建築物のほか,独特の墳墓が出土する。

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世界大百科事典 第2版の解説

リュキア【Lycia】

小アジア南西部の地中海に面した地方の古代名。山がちではあるが,穀物,ブドウ酒,杉材,大理石などを豊かに産した。住民はクレタ島からの移住者と伝えられている。代表的な都市にパタラテルメッソスクサントスなどがある。前546年以来ペルシアの支配下にあり,前468年キモンによって解放されてデロス同盟にも参加したが,再度ペルシアに下った。のちアレクサンドロス大王に従い,彼の死後プトレマイオス朝,ついで前197年にはセレウコス朝の支配下に入った。

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