リュシアンクートー(その他表記)Lucien Coutaud

20世紀西洋人名事典 「リュシアンクートー」の解説

リュシアン クートー
Lucien Coutaud


1904.12.13 - 1977.6.21
フランスの画家
パリ美術学校版画科主任教授。
ガール県メーヌ(フランス)生まれ。
ニームの美術学校、パリの美術工芸学校に学び、1926年アトリエ座の舞台装置と衣装を担当し、作品を発表しはじめる。その後イタリアに遊学。帰国後、’41年からサロン・ドートンヌ、サロン・デ・チュイルリーに出品。’45年サロン・ド・メの創立に参画し、以来常任委員をつとめた。’64年パリ美術学校版画科主任教授となる。シュルレリスム風の作風で、とげのはえたような独特の形象人体が現代の荒野を歩む主題を多く描き、油彩や版画のほか、挿絵壁画タピストリー、建築装飾などでも活躍。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む