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ルクリュ ルクリュReclus, (Jean-Jacques-) Élisée

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルクリュ
Reclus, (Jean-Jacques-) Élisée

[生]1830.3.15. ジロンド,サントフォアラグランド
[没]1905.7.4. ブルージュ
フランスの地理学者。ジロンド県に牧師の子として生れ,ベルリン大学で C.リッターについて地理学を学んだ。パリ・コミューンに積極的に参加し,捕えられて国外追放になった。その後おもにスイスにあって『新世界地誌,大地と人間』 Nouvelle Géographie Universelle,La terre et les hommes (19巻,1875~94) をはじめ多くの地理学に関する著作を発表した。彼の地理学には自然と人間に関するリッターの全体論的把握の影響がみられるが,同時に生態学的観点から人間を自然の中に位置づけ,分権的または,無政府主義社会体制のもとでの環境との調和を考え,現在のエコロジー運動の思想的先駆をなした。 1892年ブリュッセル大学の比較地理学の教授になった。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ルクリュ【Jean Jacques Elisée Reclus】

1830‐1905
フランス地理学者。1850‐51年,ベルリン大学でK.リッターに学ぶ。51年に共和主義のため祖国を追われて欧米諸国を旅行。57年帰国,のち政治活動や各地の探検を行うほか,多数の評論・論文を執筆。71年パリ・コミューンにかかわって捕らえられ,スイスに亡命,居住する。79年以後クロポトキンと親交があり助け合う。地球を有機体とみる《大地》2巻(1867,68)をはじめ,《新世界地理――土地と人》19巻(1875‐94)がとくに有名。

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大辞林 第三版の解説

ルクリュ【Jean Jacques Élisée Reclus】

1830~1905) フランスの地理学者。パリ-コミューン参加による国外追放のなかで社会地理学の研究を進め、政治的洞察に裏打ちされた環境論を展開。著「新世界地理」

出典|三省堂
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