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レ・ジュアン Le Duan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

レ・ジュアン
Le Duan

[生]1908.4.7. クアンチ
[没]1986.7.10. ハノイ
ベトナムの政治家。1930年のインドシナ共産党創立時のメンバーで,フランス統治下に 2度投獄された。ホー・チ・ミンの提唱による,フランス植民地からの独立を目指す共産主義の統一戦線ベトミンに参加。1945年ハノイに新国家ベトナム民主共和国が誕生し,1951年にベトナム労働党政治局員となる。1954年にベトナムが南北に分断されたのち,南ベトナム(ベトナム共和国)で革命を指導,1960年に第一書記に選出され,党指導部の第一線に進んだ。1969年にホーが死去するとベトナム労働党の第一書記として党を主導し,1976年労働党がベトナム共産党として再組織されると書記長に就任した。1975年のベトナム戦争終結後は,翌 1976年の南北ベトナム統一,カンボジア侵攻,中国との関係悪化,中国人(華僑)の国外追放(→中越戦争)など,困難な時代のなかで党を率いた。レ・ジュアン体制下でソビエト連邦と親密な同盟関係を築き,経済相互援助会議 CMEAに加入した。1982年書記長に再選された。(→ベトナム史

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20世紀西洋人名事典の解説

レ・ジュアン
Le Duan


1908.4.7 - 1986.7.10
ベトナムの政治家。
ベトナム共産党書記長。
1930年インドシナ共産党創設以来の委員となり、党中央委員常務委員を務め、’51年労働党(現在の共産党)中央委員政治局員となる。’60年には第1書記、ベトナム統一後の’76年党大会で現職、No.1指導者の地位を固める。’82レーニン賞を受賞し、’83年ソ連を訪問。

出典|日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について | 情報

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