デジタル大辞泉 「ヰタセクスアリス」の意味・読み・例文・類語 イタセクスアリス【ヰタ・セクスアリス】 森鴎外の小説。明治42年(1909)発表。幼年期から青年期に至る性欲を自叙形式で描く。発禁となった。[補説]題名はラテン語vita sexualisで、性生活の意。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「ヰタセクスアリス」の意味・わかりやすい解説 ヰタ・セクスアリス【イタセクスアリス】 森鴎外の小説。題はラテン語で性的生活の意。1909年《スバル》に発表したが発売禁止になった。作者自身の経験によって造形されているとみられる哲学者金井湛の6歳からの性生活を記録したもの。本能重視の自然主義文学を批判する立場で書かれている。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報