ヴァンフォーレ甲府(読み)ヴァンフォーレコウフ

デジタル大辞泉 「ヴァンフォーレ甲府」の意味・読み・例文・類語

ヴァンフォーレ‐こうふ〔‐カフフ〕【ヴァンフォーレ甲府】

日本プロサッカーリーグクラブチームの一。ホームタウン甲府市韮崎にらさきを中心とする山梨全県。昭和40年(1965)創設の地元クラブチームが平成7年(1995)に改称。平成11年(1999)Jリーグに参加。
[補説]チーム名は、孫子の句を用いた武田信玄旗印風林火山」のうち、風・林の意のフランス語から。

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共同通信ニュース用語解説 「ヴァンフォーレ甲府」の解説

ヴァンフォーレ甲府

1960年代に発足した「甲府クラブ」が前身。95年に現在の名称となり、99年からJリーグ参入。存続危機を乗り越え、2006年にJ1初昇格。その後はJ1とJ2を行き来し、17年に3度目の降格が決まった。ヴァンフォーレは戦国時代武将、武田信玄の旗印「風林火山」に基づき、風と林のフランス語を組み合わせた造語

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヴァンフォーレ甲府」の意味・わかりやすい解説

ヴァンフォーレ甲府
ばんふぉーれこうふ

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属クラブ。欧文表記はVENTFORET KOFU。法人名は「株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ」。甲府市、韮崎(にらさき)市を中心とする山梨県全域をホームタウンとし、山梨県を活動区域とする。ホームスタジアムは山梨県小瀬(こせ)スポーツ公園陸上競技場(収容人員1万7000)。チーム名のヴァンフォーレ(VENTFORET)はフランス語で風を意味する「VENT」と、林を意味する「FORET」の組合せ。「その疾(はや)きこと風の如(ごと)く、その徐(しず)かなること林の如く‥」で知られる戦国時代の武将、武田信玄(しんげん)の旗印である「風林火山」に基づいている。クラブカラーはブルー。

 1965年(昭和40)甲府サッカークラブとして創部。1972年に日本サッカーリーグ二部に昇格。1992年(平成4)から第1回JFL二部に参加した。1995年にチーム名をヴァンフォーレ甲府と改称し、1997年には運営法人を設立した。1999年にJリーグディビジョン2(J2)に参加したが、加入後2年連続して最下位低迷。2000年には1億円を越える債務超過に陥り、チームの存続が危ぶまれた。しかし、主要株主4者が定めた平均観客数3000人、クラブサポーター5000人以上、5000万円以上の広告料収入の確保という存続のための目標数値を地元企業、住民の幅広い支援によりクリアして経営危機を脱した。2006年にディビジョン1(J1)昇格を果たしたが、2008年にJ2に降格した。

 過去在籍した選手に、倉貫一毅(くらぬきかずき)(1978― )、バレー(1982― 、ブラジル)らがいる。

[中倉一志]

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デジタル大辞泉プラス 「ヴァンフォーレ甲府」の解説

ヴァンフォーレ甲府

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。1999年に加盟。山梨県を活動区域とする。

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とっさの日本語便利帳 「ヴァンフォーレ甲府」の解説

ヴァンフォーレ甲府

フランス語の「風(vent)」+「林(foret)」(甲府の戦国武将・武田信玄の旗印「風林火山」から)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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