一山当てる(読み)ヒトヤマアテル

デジタル大辞泉 「一山当てる」の意味・読み・例文・類語

一山ひとやま・てる

鉱山を掘り当てる意から》投機などで当てて大もうけする。「株で―・てる」
[類語]もうける稼ぐ得る一稼ぎする商売する得する利する益する潤う潤す金になる受益一儲け丸儲けぼろ儲け金儲け営利荒稼ぎ一攫千金海老で鯛を釣る濡れ手で粟焼け太り甘い汁を吸ううまい汁を吸う懐を肥やす私腹を肥やす私利を貪る・

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一山当てる」の意味・読み・例文・類語

ひとやま【一山】=当(あ)てる[=上(あ)げる]

  1. ( 「山」は鉱山の意 ) 万に一つをねらっておおもうけする。投機によってひともうけする。
    1. [初出の実例]「藤兵衛が寄越た羽織で一山(ヒトヤマ)あげようと思ったら」(出典:歌舞伎・富岡恋山開(1798)四幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android