一度に(読み)イチドニ

デジタル大辞泉 「一度に」の意味・読み・例文・類語

いちど‐に【一度に】

[副]物事が同時に行われるさま。いちじに。いちどきに。「一度に入れるのは無理だ」「一度に花が咲く」
[類語]一気に一挙に一息に一気呵成一斉一時いちじ一時いちどき一遍に一足飛び等しい共に同時に

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精選版 日本国語大辞典 「一度に」の意味・読み・例文・類語

いちど‐に【一度に】

  1. 〘 副詞 〙 同時に物事が集中するさまや、いっせいに同じ行為をするさまにいう。同時に。いちじに。いちどきに。
    1. [初出の実例]「御つかいの君達いちどにかへり給へり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)沖つ白浪)
    2. 「買い置ゐたる米一度(ド)に値があがって」(出典黄表紙莫切自根金生木(1785)中)

ひとたび‐に【一度に】

  1. 〘 副詞 〙 同時に物事が集中するさまや、いっせいに同じ行為をするさまを表わす語。いっしょに。いちどに。
    1. [初出の実例]「あまにもここにもとなむおもひ給ふる。ひとたびになり給へ」(出典:多武峰少将物語(10C中))

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