同時に(読み)ドウジニ

デジタル大辞泉 「同時に」の意味・読み・例文・類語

どうじ‐に【同時に】

[連語]
1 (副詞的に用いて)同じ時に。いちどきに。「上下線とも同時に発車する」
2 (接続詞的に用いて)
㋐それと時を同じにして。そのあとすぐに。「声がして、同時に人が入って来た」
㋑それとともに。「これが短所であり、同時に長所でもある」
3 (「…と同時に」の形で接続助詞的に用いて)
㋐…すると同じ時に。…するとすぐに。「夜が明けると同時に出発した」
㋑…とともに。…だけでなく、加えて。「他人に厳しいと同時に自分にも厳しい」
[類語]さては・然も・その上・この上・かつ・かつまた・なおかつ・また・おまけに・加うるに・のみならず・しかのみならず・そればかりか・それどころか・糅かてて加えて・更に・あまつさえ・それに

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精選版 日本国語大辞典 「同時に」の意味・読み・例文・類語

どうじ‐に【同時に】

  1. 〘 連語 〙 ( 「…と同時に」などの形で、接続詞的または、接続助詞的に用いる )
  2. ① 先行の事と時を同じにして後続の事柄が起こることを示す。それとともに。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「一番どりの、鳴くと同時に起て、みたれば」(出典:三体詩素隠抄(1622)三)
  3. ② 前述の事柄とともに後述の事柄をも含むことを示す。とともに。加えて。
    1. [初出の実例]「慧敏な犬になると、恩義の何たるを解すると同時(ドウジ)に、人語も人情も」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一一)
    2. 「選挙制度は、一面において、技術的な性格を有するが、同時に、他面において、高度に政治的な性格を有する」(出典:憲法講話(1967)〈宮沢俊義〉七)

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