一念発起(読み)イチネンホッキ

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
あることを成し遂げようと決心する。「一念発起して芸道に励む」
仏語。一心に悟りを求める心を起こすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

スル
心をいれかえて、ある事をなしとげようと決心すること。 -して研究に打ち込む
一念発起菩提心の略 ひたすら仏を信心する心を起こすこと。 -するとき、金剛の信心をたまはりぬれば/歎異抄

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 仏語。いままでの心を翻して、悟りを開こうと発心(ほっしん)すること。また、仏を信じて疑わない心が起こること。転じて、何事でもそれまでの考えを改めて、熱心になること。
※歎異抄(13C後)一四「彌陀の光明にてらされまゐらするゆへに、一念発起(ちねむほちき)するとき」
※浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)下「勘十郎一念ほっきして、是、清十郎、今は我も懺悔せん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典の解説

いままでの心を翻して、悟りを開こうとほっしんすること。転じて、何事でもそれまでの考えを改めて、熱心になること。また、仏を信じて疑わない心が起こること。

[活用] ―する。

[使用例] この水加減を万人がたのしむようにしたいものだと、一念発起、こうして人々の間をまわり、普及につとめています[安部公房*水中都市|1952]

[使用例] 一念発起して、大学へ入って勉強しようと思うんだけど、何しろ学校でて十年近く、勉強してないでしょ[曾野綾子*木枯しの庭|1976]

[解説] 仏教語で、「一念発起菩提心」の略。

[類語] いちねんほっしんいっしんほっ

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

一念発起の関連情報