丁壮(読み)テイソウ

デジタル大辞泉 「丁壮」の意味・読み・例文・類語

てい‐そう〔‐サウ〕【丁壮】

働き盛り男性壮丁
「―は奴隷となり、老弱飢餓に迷う」〈田口日本開化小史

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精選版 日本国語大辞典 「丁壮」の意味・読み・例文・類語

てい‐そう‥サウ【丁壮】

  1. 〘 名詞 〙 壮年男子。壮丁。
    1. [初出の実例]「齢在丁壮、期昇進於棘路之塵焉」(出典:詩序集(1133頃)白雪満園池詩序〈藤原資基〉)
    2. 「丁壮(テイサウ)そぞろに軍旅につかれなば、敵に気を被奪べし」(出典:太平記(14C後)八)
    3. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「丁壮」の読み・字形・画数・意味

【丁壮】ていそう(さう)

若者夫役に当たる者。〔鶴林玉露、甲三、前輩志節〕胡忠(銓)、擧子爲(た)りし時、炎の亂(宋都陥り、南渡)に値(あ)ひ、丁壯を團結して以て井を保つ。~乃ち自ら民兵を領してに入り、固守す。

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