コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

七小町 ななこまち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

七小町
ななこまち

地歌・箏曲の曲名。京風手事物光崎検校作曲。八重崎検校箏手付。作詞は船坂三 (光) 枝。小野小町を扱った7つの伝説 (草紙洗小町・通小町雨乞小町関寺小町卒都婆小町清水小町鸚鵡小町) を順に綴る。構成は,前歌-手事 (マクラ・手事・チラシ) -後歌。マクラはツナギともいう。三弦は本調子から二上りを経て高三下り。箏は半雲井調子から平調子になり中空調子で終る。山田流でも演奏するが,派によって手が異なる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

大辞林 第三版の解説

ななこまち【七小町】

小野小町伝説に取材した七つの謡曲。「草子洗小町」「通かよい小町」「卒都婆そとば小町」「関寺小町」「鸚鵡小町」「雨乞小町」「清水小町」の七曲で、江戸時代、よく歌舞伎の題材、浮世絵の画題などになった。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の七小町の言及

【小野小町】より

…また《関寺小町》は,関寺の僧が寺の近くに住む老残の小町から歌の道を聞くという物語であり,《鸚鵡小町》も,新大納言行家が関寺近くに老いた小町を訪ねるという筋になっている。この5曲に《雨乞小町》《清水小町》を加えて七小町といい,江戸時代には七小町が歌舞伎の題材,浮世絵の画題などにしばしばとりあげられた。そのほかでは御伽草子の《小町草紙》が,業平と小町を観音の化身とし,歌道と仏道を結びつけて中世の小町伝説を集成している。…

※「七小町」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

七小町の関連キーワード歌川豊国(1世)歌川豊国(初代)行き合ひ兄弟山本土佐掾西川照信こごなる江戸時代歌川豊国鈴木春信目覚え浮世絵女太夫画題地歌七曲

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

七小町の関連情報