万朶(読み)バンダ

デジタル大辞泉 「万朶」の意味・読み・例文・類語

ばん‐だ【万×朶】

《「朶」は垂れ下がった枝の意》多くの花の枝。また、多くの花。
朝顔大森林は―の花を競いて」〈魯庵社会百面相
[類語]小枝若枝わかえ若枝わかえだ・痩せ枝・枯れ枝徒長枝粗朶枝葉枝振り枝変わり

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精選版 日本国語大辞典 「万朶」の意味・読み・例文・類語

ばん‐だ【万朶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「朶」は垂れさがった枝、また、垂れさがった花の意 ) 多くの花の枝。また、多くの花。
    1. [初出の実例]「万朶交加皆六出、折将定入郢中声」(出典:善秀才宅詩合(963)柳絮飄春雪〈三善篤信〉)
    2. 「千朶万朶の花が如雪如雲にして」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐江畔独歩尋花七絶句〕

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普及版 字通 「万朶」の読み・字形・画数・意味

【万朶】ばんだ

万枝。

字通「万」の項目を見る

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