デジタル大辞泉 「万頃」の意味・読み・例文・類語 ばん‐けい【万▽頃】 《「頃」は中国の地積の単位で、100畝》地面または水面が広々としていること。ばんきょう。「―の水を貯えて」〈竜渓・経国美談〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「万頃」の意味・読み・例文・類語 ばん‐けい【万頃】 〘 名詞 〙 ( 「頃」は中国の地積の単位 ) 地面または水面が広々としていること。ばんきょう。[初出の実例]「汪汪万頃」(出典:三教指帰(797頃)上)「長安の十二衢、皆万頃(ばんケイ)の霜を踏み〈三善清行〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)上)[その他の文献]〔南史‐王恵伝〕 ばん‐きょう‥キャウ【万頃】 〘 名詞 〙 ( 「きょう」は「頃」の呉音 ) =ばんけい(万頃)[初出の実例]「良田万頃(バンキャウ)なれども」(出典:雑談集(1305)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「万頃」の読み・字形・画数・意味 【万頃】ばんけい 広いところ。頃は百畝。宋・軾〔赤壁の賦〕白露、江にたはりて、水光天に接す。一の如(ゆ)くを縱(ほしいまま)にして、頃の然たるを凌(しの)ぐ。字通「万」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報