三の宮(読み)さんのみや

精選版 日本国語大辞典 「三の宮」の意味・読み・例文・類語

さん【三】 の 宮(みや)

  1. 第三番目に生まれた皇子、または皇女
    1. [初出の実例]「三宮御給湏以中納言被伝仰」(出典:小右記‐天元五年(982)正月六日)
  2. 諸国の由緒ある神社で、その国の第三の神社。また、一郡、一郷あるいは一社中の各社殿のうち三位に遇せられるもの。
    1. [初出の実例]「熱田 アツタ 不入式社也 坐尾張国、第三宮也」(出典伊呂波字類抄鎌倉))

さん‐の‐みや【三ノ宮・三宮】

  1. [ 1 ]
    1. [ 一 ] 山口市三の宮(旧宮野下)にある仁壁(にかべ)神社の別称。旧県社。祭神表筒男命・中筒男命・底筒男命ほか二神。古称仁戸宮。
    2. [ 二 ] 神戸市中央区の地名東海道本線阪神阪急電鉄の三宮駅を中心とする繁華街
  2. [ 2 ]さん(三)の宮

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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