三原岩(読み)みはらがん(その他表記)miharaite

岩石学辞典 「三原岩」の解説

三原岩

紫蘇輝石玄武岩で,多量のバイトゥナイトと少量の輝石の斑晶がインターサータルないし玻璃基流晶質の組織石基に含まれシリカ鉱物が存在する.石基はインターサータルなどの組織のラブラドライト,オージャイト,鉄鉱物ガラスベースに含まれている[Tsuboi : 1918].坪井誠太郎伊豆大島三原山の1912年に噴出した岩石に命名した.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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