デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三島松韻」の解説 三島松韻 みしま-しょういん 1804-1854 江戸時代後期の豪農。文化元年生まれ。生家は備中(びっちゅう)(岡山県)窪屋郡中島村の庄屋。鷦鷯(ささき)春斎にまなび,詩文をよくした。干拓で巨富をきずき,備中庭瀬藩などに融資。天保(てんぽう)の飢饉(ききん)では村人を救済するなど義人として知られた。嘉永(かえい)7年3月21日死去。51歳。名は可封。字(あざな)は尭武。通称は次郎右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例