三汁七菜(読み)サンジュウシチサイ

デジタル大辞泉 「三汁七菜」の意味・読み・例文・類語

さんじゅう‐しちさい〔サンジフ‐〕【三汁七菜】

本膳料理膳立ての一。三の膳付きの特に丁重なもの。本膳に一の汁・なます・煮物・飯・香の物、二の膳に二の汁・平皿・猪口ちょく、三の膳に三の汁・刺身茶碗、向こう膳には焼き物をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「三汁七菜」の意味・読み・例文・類語

さんじゅう‐しちさい サンジフ‥【三汁七菜】

〘名〙 (三種の汁と七種副食物の意) 本膳料理の丁重なもので、本膳に、一の汁、なます、煮物、飯、香の物、二の膳に、二の汁、煮物、ひたし物、または和え物、三の膳に、三の汁、さしみ、炊合せをつける。
江戸から東京へ(1923)〈矢田挿雲〉八「食卓の上に三汁七菜(さんジフしちサイ)日本料理を並べて」

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四字熟語を知る辞典 「三汁七菜」の解説

三汁七菜

本膳料理の丁重なもので、本膳に、一の汁、なます、煮物、飯、香の物、二の膳に、二の汁、煮物、ひたし物、または和え物、三の膳に、三の汁、さしみ、炊合せをつける。

[解説] 三種の汁と七種の副食物という意味

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