三重の滝(読み)みえのたき

日本歴史地名大系 「三重の滝」の解説

三重の滝
みえのたき

[現在地名]下北山村大字前鬼

前鬼ぜんき山の裏行場で、大峯七十五靡二八番の行所。前鬼裏山の断崖から落下する滝は、初重を不動ふどうの滝、二重を馬頭ばとうの滝、三重を千手せんじゆの滝とよぶ。畔田伴存の「吉野郡名山図志」釈迦岳記に「馬頭の滝より千手の滝迄の間、山岩樹木の下をくゞり来る水弐丁余(中略)不動の滝長さ百二十尋、直下に落ちて水勢殊に烈し。滝壺に落つる音雷鳴の如し」とある。西行の歌に、

<資料は省略されています>

がある。馬頭の滝の高台両界窟がある。前鬼裏行場の中心で、左が金剛界(間口約四メートル、奥行三メートル、高さ約二メートル)、古来多くの行者窟籠の所。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「三重の滝」の解説

三重の滝

(鹿児島県姶良郡姶良町)
かごしま よかとこ100選 四季の旅指定の観光名所。

三重の滝

(和歌山県伊都郡かつらぎ町)
紀の国の名水50選」指定の観光名所。

三重の滝

(香川県さぬき市)
香川のみどり100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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