三野町(読み)みのちよう

日本歴史地名大系 「三野町」の解説

三野町
みのちよう

面積:一九・二三平方キロ

三豊郡の北東部に位置する。東は火上ひかみ山・弥谷いやだに山をもって善通寺市と接し、北東は弥谷山黒戸くろと山・天霧あまぎり山の稜線によって仲多度なかたど多度津たどつ町に接する。西は汐木しおぎ山・七宝しつぽう山をめぐらし詫間たくま町・仁尾にお町に接する。南は山条やまじよう山・くずノ山で高瀬たかせ町に接し、北は貴峰とみね山・黒戸山・毘沙古びしやご山の山麓に海岸段丘があり瀬戸内海に面する。中央部を高瀬川が北流して三野津みのつ湾に注ぐ。東部には弥谷川が流れ、善正寺ぜんしようじ川・西にしノ川を合せ浜堂はまんど川となり詫間町で高瀬川に合流する。

三野町
みのちよう

面積:四三・〇四平方キロ

吉野川北岸、讃岐山脈の南斜面に開け、郡の東端に位置する。東は美馬みま美馬町、西は三好町、南の吉野川対岸は三加茂みかも町、北は讃岐山脈を挟み香川県仲多度なかたど琴南ことなみ町・仲南ちゆうなん町。中央部を吉野川の支流河内谷こうちだに川が南流し、吉野川沿いに扇状地平地が開ける。南部を主要地方道鳴門―池田いけだ線が東西に横断し、河内谷川に沿って県道琴南―三野線がある。昭和四五年(一九七〇)吉野川に東三好橋が開通し、国道一九二号および三加茂町のJR徳島線江口えぐち駅と結ばれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報