精選版 日本国語大辞典 「上澄」の意味・読み・例文・類語
うわ‐ずみ うは‥【上澄】
〘名〙
※日本読本(1887)〈新保磐次〉五「その上清みを静に取らんとせば」
※浮世草子・傾城禁短気(1711)二「面躰(めんてい)に白粉をつけ、鶏卵の清(ウハズミ)を塗って」
※雍州府志(1684)六「金銀薄〈略〉凡打レ薄交二宇和須美一、則易レ打云」
⑥ 思想、思潮、理論などで、一般化している表面の部分。
うわ‐ず・む うは‥【上澄】
〘自マ四〙 液体の上の方の部分が澄む。
※古今六帖(976‐987頃)三「とね川は底は濁りてうはすみてありける物をさねてくやしく」
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