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並大抵(読み)ナミタイテイ

デジタル大辞泉 「並大抵」の意味・読み・例文・類語

なみ‐たいてい【並大抵】

[名・形動]普通に考えられる程度であること。また、そのさま。ひととおり。多く打消しの語を伴って用いる。「この悪天候に出航するとは並大抵でない」
[類語]一方ひとかた尋常一様尋常一様ひと通りありきたり普通一般一般的通常平常標準標準的平均的通例正常当たり前ノーマルスタンダードレギュラー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「並大抵」の意味・読み・例文・類語

なみ‐たいてい【並大抵】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 普通の程度であるさま。並であるさま。平凡。多く下に打消の語を伴って用いる。
    1. [初出の実例]「並大抵(ナミタイテイ)ぢゃあるまいと、取ってもつかぬ挨拶に重ねて返す詞なく」(出典:浄瑠璃・心中二つ腹帯(1722)三)

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