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中古文学 チュウコブンガク

デジタル大辞泉の解説

ちゅうこ‐ぶんがく【中古文学】

日本文学史において、平安時代に成立した文学。仮名文の使用とそれに伴う国風の貴族文学を中心とする。「もののあわれ」を主潮とする優美な情趣を理念とし、後世の日本人の美意識に大きな影響を与えた。古今和歌集などの和歌文学、伊勢物語源氏物語などの物語文学、土佐日記蜻蛉日記などの日記文学、随筆の枕草子や、歴史物語説話文学などが生まれた。平安時代文学。平安文学。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ちゅうこぶんがく【中古文学】

平安時代の文学とほぼ同じ。上限は平安遷都、下限は普通、鎌倉開幕または保元・平治の乱とする。「もののあわれ」を中心理念とする。女房階層が中心となったので、宮廷文学・女房文学とも規定される。「古今和歌集」以下の勅撰和歌集や私家集、「竹取物語」以下の物語文学、「土左日記」以下の日記文学などがあり、「枕草子」などの随筆や「今昔物語集」などの説話集も出た。 → 中世文学

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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