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物の哀れ モノノアワレ

デジタル大辞泉の解説

もの‐の‐あわれ〔‐あはれ〕【物の哀れ】

本居宣長が唱えた、平安時代の文芸理念・美的理念。対象客観を示す「もの」と、感動主観を示す「あわれ」との一致するところに生じる、調和のとれた優美繊細な情趣の世界を理念化したもの。その最高の達成が源氏物語であるとした。
外界の事物に触れて起こるしみじみとした情感。
「わがアントニオは又例の―というものに襲われ居れば」〈鴎外訳・即興詩人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

もののあわれ【物の哀れ】

平安時代の文学をとらえる上での文学理念・美的理念。外界としての「もの」と感情としての「あわれ」とが一致する所に生じた、調和的な情趣の世界をとらえていう。本居宣長が指摘し、その最高の達成が源氏物語であるとした。
自然・人生・芸術などに触発されて生ずる、しみじみとした情趣や哀感。 「 -を知る」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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