中尾捨吉(読み)なかお すてきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中尾捨吉」の解説

中尾捨吉 なかお-すてきち

1841-1904 明治時代の司法官,弁護士
天保(てんぽう)12年生まれ。土佐陽明学の奥宮慥斎(おくのみや-ぞうさい)に師事,中江兆民と同門だった。判事になり広島控訴院につとめるが,奇矯なふるまいで同僚とあわず弁護士に転じた。明治37年5月14日死去。64歳。土佐(高知県)出身本姓西村。号は水哉。著作に「木内宗五郎伝」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む