中山 省三郎
ナカヤマ ショウザブロウ
昭和期の詩人,ロシア文学者
- 生年
- 明治37(1904)年1月28日
- 没年
- 昭和22(1947)年5月30日
- 出生地
- 茨城県真壁郡柴尾村酒寄
- 学歴〔年〕
- 早稲田大学露文科卒
- 経歴
- 大学時代「街」などを創刊し、卒業後はロシア文学、特にプーシキン、ツルゲーネフなどの翻訳、紹介につとめ、ツルゲーネフ「散文詩」「猟人日記」やメレジコフスキー「永遠の伴侶」など多くの翻訳書がある。また詩人としても活躍し、詩集として「羊城新鈔」「水宿」などがある。児童文学関連では大正11年に雑誌「夕焼」を出して童謡を書き、児童自由詩集「蝙蝠の唄」(大川)の出版に尽力した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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中山省三郎
なかやましょうざぶろう
(1904―1947)
ロシア文学者、詩人。茨城県に生まれる。同郷の詩人・歌人横瀬夜雨(よこせやう)の薫陶を受けて詩歌の創作を始めた。早稲田(わせだ)大学露文科卒業後、プーシキン、ドストエフスキー、ツルゲーネフ、メレジコフスキー、シェストフらの作品の名訳を残す。詩集『羊城新鈔(しょう)』(1940)、『縹緲(ひょうびょう)』(1942)、『豹紋蝶(ひょうもんちょう)』(1944)、随筆集『海珠鈔』(1940)などのほか、チェーホフ、横瀬夜雨、長塚節(ながつかたかし)に関する研究もある。
[中本信幸]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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中山省三郎 なかやま-しょうざぶろう
1904-1947 昭和時代の詩人,ロシア文学者。
明治37年1月28日生まれ。横瀬夜雨(よこせ-やう)の影響をうけ,早大在学中に火野葦平らと詩誌第2次「聖杯」を創刊。卒業後はロシア文学を翻訳,ツルゲーネフの「猟人日記」などの名訳をのこした。昭和22年5月30日死去。44歳。茨城県出身。詩集に「羊城新鈔」「縹緲(ひょうびょう)」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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中山 省三郎 (なかやま しょうざぶろう)
生年月日:1904年1月28日
昭和時代の詩人;ロシア文学者
1947年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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