中越パルプ工業(読み)ちゅうえつパルプこうぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中越パルプ工業」の意味・わかりやすい解説

中越パルプ工業
ちゅうえつパルプこうぎょう

製紙会社。 1947年高岡製紙として設立。 49年現社名に変更。同年富山県高岡市に能町工場を建設,54年クラフト紙 (包装用紙) へ進出するため鹿児島県川内市に川内工場を設立。 84年礪波製紙と合併印刷用紙新聞用紙,クラフト紙,板紙をおもに製造,販売する。パルプ製造も手がけ,特殊紙にも進出している。売上構成比は,一般洋紙 72%,特殊紙・板紙・加工品など 17%,包装用紙 10%,パルプ1%。年間売上高 940億 9100万円 (うち輸出1%) ,資本金 172億 5900万円,従業員数 1230名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「中越パルプ工業」の解説

中越パルプ工業

正式社名「中越パルプ工業株式会社」。英文社名「Chuetsu Pulp & Paper Co., Ltd.」。パルプ・紙製品製造業。昭和22年(1947)「高岡製紙株式会社」設立。同24年(1949)現在の社名に変更。高岡本社は富山県高岡市米島。東京本社は東京都中央区銀座。製紙会社。主力は印刷用紙・新聞用紙。ほかに包装用紙・特殊紙など。子会社造林・緑化事業を展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード3877。

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