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主観的観念論 しゅかんてきかんねんろんsubjektiver Idealismus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

主観的観念論
しゅかんてきかんねんろん
subjektiver Idealismus

個人の意識作用を離れてはなにものも独立には存在しないとする観念論の一つの立場。 F.シェリングが自己の観念論を I.フィヒテのそれから区別するため,後者の観念論を主観的,自身のそれを客観的観念論と呼んだ。ヘーゲルは自己の観念論を両者の総合であるとして絶対的観念論と呼んだ。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

しゅかんてき‐かんねんろん〔シユクワンテキクワンネンロン〕【主観的観念論】

哲学で、世界ないし一切の事物の客観的な存在を否定し、それらを個人的主観の意識内容もしくは自我の働きの所産と考える立場。バークリーフィヒテなどに代表される。→客観的観念論

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

しゅかんてきかんねんろん【主観的観念論】

世界ないし事物を主観の意識内容に帰し、それから独立した客観的実在を認めない考え。バークリーが代表的。一切を自我の所産ととらえ、外的世界に対する自由の感情を確保するフィヒテの哲学を、シェリング・ヘーゲルに対比させて呼ぶ場合もある。

出典|三省堂
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