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乳糜尿 ニュウビニョウ

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デジタル大辞泉の解説

にゅうび‐にょう〔‐ネウ〕【乳×糜尿】

尿が脂肪を多く含んで乳白色に濁った状態。リンパ管の閉塞などが原因となって生じる。

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大辞林 第三版の解説

にゅうびにょう【乳糜尿】

乳糜または脂肪が混入して乳白色を呈する尿。多くの場合、住血糸状虫(フィラリア)の寄生により閉塞されたリンパ管が破れた際に起こる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

乳糜尿
にゅうびにょう

リンパ液が混入して白く濁った尿をいう。リンパ管、とくに胸管部に通過障害があったり、泌尿器系リンパ管が破れてリンパ液が腎盂(じんう)や尿管内に入ると、尿に混じって乳糜尿になる。脂肪の多い食物をとると、乳糜尿は著明になる。原因はフィラリア症による胸管の閉塞(へいそく)がもっとも多く、そのほか縦隔洞部の腫瘍(しゅよう)、動脈瘤(りゅう)による胸管の閉塞、腎や尿管あるいはその周辺の腫瘍、炎症などである。乳糜尿は米のとぎ汁状と形容されるが、血尿が混じると小豆(あずき)とぎ汁状と表現される乳糜血尿になる。乳糜尿は線維素尿を合併するので、フィブリン(線維素)塊が膀胱(ぼうこう)や尿路中に生じて排尿困難をきたすこともある。放置すると、低栄養状態になってしまう。[河村信夫]

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