元自衛官が主な対象で、有事や東日本大震災のような大規模災害時に呼び出し、自衛隊施設の警備や災害救援活動に従事させる制度。1954年に導入した。陸海空の各自衛隊でそれぞれ3万1千人、700人、600人程度を抱える。未経験者でも一定の教育を受けて予備自衛官補になった後に任用される。任用後は1年に5日間の訓練参加が必要で手当も出る。陸上自衛隊にだけ、現職の自衛官と同じように第一線で任務に就く「即応予備自衛官」の制度がある。
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