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事審官 じしんかん sasimgwan

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

事審官
じしんかん
sasimgwan

朝鮮,高麗時代の地方官で,郷吏を統括する官職。太祖 18 (935) 年降伏した新羅の敬順王を慶州の事審官とし,副戸長以下の郷職を支配,監督させたのに始る。その後諸功臣を出身地の州の事審官に任じ,地方を鎮定させた。

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世界大百科事典 第2版の解説

じしんかん【事審官】

朝鮮で高麗時代に地方豪族の力を抑えるために設けた官職。高麗王朝の成立後,地方豪族は郷吏(胥吏(しより))になって力を温存した。それを抑えるために,郷吏の子弟を其人と名付けて上京させ,また中央官僚に出身地の事審官を兼任させ,出身地の郷吏の推薦と監督に当たらせた。高麗後期には事審官が郷吏を使って土地と農民を支配し大きな弊害を起こしたので,1318年に廃止したが,やがて復活し高麗末まで存続した。【旗田 巍

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