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間接選挙 かんせつせんきょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

間接選挙
かんせつせんきょ

有権者が直接投票によって被選挙人を選ぶのではない選挙。有権者が代表を選び,その選ばれた者が被選挙人 (議会の代議士や行政府の長) を選出する。たとえばアメリカ大統領選挙では,有権者は選挙人 (electoral college) を選び,その選挙人が大統領を選出する仕組みになっており,形式的には典型的な間接選挙である (実質的には直接選挙とほとんど変らない) 。また日本における首相の選出の場合も,有権者である国民に選挙で選ばれた国会議員が,国会内の投票によって選出しているので,間接選挙の一形態といえる。

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デジタル大辞泉の解説

かんせつ‐せんきょ【間接選挙】

一般選挙民が選挙人を選出し、その選挙人の投票によって候補者の当落を決定する選挙方法。米国の大統領選挙など。複選挙。→直接選挙

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百科事典マイペディアの解説

間接選挙【かんせつせんきょ】

一般選挙人が特定数の中間選挙人を選挙し,この中間選挙人が被選挙人を選挙する制度。現在この例としては米国の大統領選挙がある。直接選挙の対。
→関連項目選挙

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大辞林 第三版の解説

かんせつせんきょ【間接選挙】

選挙人が一定数の中間選挙人を選挙し、その中間選挙人が被選挙人を選挙する制度。アメリカ合衆国の大統領選挙がその代表的な例。 ↔ 直接選挙

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

間接選挙
かんせつせんきょ
indirect election

選挙人は単に選挙委員(中間選挙人)を選挙するにとどまり、その選挙委員が被選挙人を選挙する制度をいう。間接選挙は、選挙人自らが被選挙人を選挙する直接選挙と異なり、選挙人が選挙委員を媒介として間接的に被選挙人の選定に参与するにすぎない制度である。19世紀のヨーロッパ大陸諸国では、間接選挙制による議員選挙が広く行われていたが、現在では、直接選挙が選挙制度の基本原則となっている。しかし、今日なお、アメリカの大統領選挙や、フランスオランダなどの上院議員選挙は間接選挙である。間接選挙に類似するが、これと区別されるものに複選制(準間接選挙制)がある。両者の違いは、間接選挙における中間選挙人は被選挙人を選挙するためにのみ選ばれ、その地位は選挙終了とともに消滅するが、複選制ではそうではない点である。かつてのわが国の府県会議員は複選制により、すなわち市会・郡会などにおいて選挙されたことがある(1890~99)。[三橋良士明]

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世界大百科事典内の間接選挙の言及

【選挙】より

…(4)直接選挙 有権者が直接公職者を選出する制度である。これに対し間接選挙は,有権者が中間選挙人だけを選出し,中間選挙人が公職者を選出する選挙である。間接選挙はまれであり,アメリカ合衆国の大統領選挙がそうである。…

※「間接選挙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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