日本大百科全書(ニッポニカ) 「交通関係統計」の意味・わかりやすい解説
交通関係統計
こうつうかんけいとうけい
陸運、海運、航空輸送という運輸活動および輸送手段に関する各種の統計や、これらの活動に重要な関係をもつ港湾、道路、倉庫などの関連施設の現況、生産、建設に関する諸統計および運輸事業の経営に関する統計の総称。国土交通省ホームページの「交通関係統計資料」において一覧できるようになっている。
統計法上の基幹統計に位置づけられている調査は、港湾調査、造船造機統計調査、鉄道車両等生産動態統計調査、船員労働統計調査、自動車輸送統計調査、内航船舶輸送統計調査の六つ、一般統計に位置づけられている調査は、鉄道輸送統計調査、航空輸送統計調査、自動車燃料消費量調査、産業連関構造調査の四つである(2020年時点で公表されている産業連関構造調査のうち、交通関係統計では以下の調査が該当する。内航船舶品目別運賃収入調査、有料駐車場に関する投入調査、こん包業に関する投入調査、地方公共団体運輸関連施設投入調査、運輸関連事業投入調査)。
[飯塚信夫 2020年9月17日]