百科事典マイペディア 「京広鉄路」の意味・わかりやすい解説 京広鉄路【けいこうてつろ】 中国,北京と広州を結ぶ南北縦貫鉄道。延長2324km。もとの京漢鉄路(北京〜漢口,1220km)と粤漢(えつかん)鉄路(広州〜武昌,1106km)とが武漢長江大橋(1957年完成)によって連絡された。中国の大動脈として最も重要。京漢鉄路は清朝がベルギーからの借款により1905年に完成,粤漢鉄路は1936年英仏共同借款により,国民政府が完成したもの。当初は単線だったが,1982年にまず北京〜衡陽間が複線化,続いて全線が複線化。近年の改革開放で,輸送力が限界に近づいたため,新たに京九鉄路(北京〜九竜)が建設された。→関連項目岳陽|漢水|邯鄲|広東[省]|許昌|【けい】台|湖北[省]|株洲|韶関|武漢|保定 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by