京都国際マンガミュージアム(読み)きょうとこくさいまんがみゅーじあむ(英語表記)Kyoto International Manga Museum

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

京都国際マンガミュージアム
きょうとこくさいまんがみゅーじあむ
Kyoto International Manga Museum

マンガの収集保管・展示と、マンガ文化に関する調査研究および事業を目的とするマンガ専門の博物館。京都市と京都精華大学の共同運営により2006年(平成18)11月、京都市中京区にある旧龍池小学校の校舎(昭和4年建造)を増改築して開館した。初代館長は解剖学者の養老孟司。施設は一般公開のギャラリーゾーン、研究ゾーン、資料収蔵ゾーン、ワークショップゾーン、ミュージアムショップなどで構成されている。

 明治時代の雑誌や第二次世界大戦後の貸本などの歴史資料から現代の作品、海外の作品もふくめて約30万点(2008年現在)のマンガ資料や、アニメーション資料、キャラクターグッズなどが保存されている。資料は将来的にはデジタルデータとしても保存される。また、マンガに関するワークショップやセミナーなども開催されている。所在地は京都市中京区烏丸(からすま)通御池上ル。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例