出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
歌人。旧姓山田、本名くにえ。父の任地の徳島市に生まれ、のち長野県下諏訪(しもすわ)に移る。少女時代より『少女界』『女子文壇』などに詩歌を投じ、上京して一時新聞記者も勤めた。1916年(大正5)歌誌『アララギ』に加入し、島木赤彦門の女流歌人として活躍。その作品は、初期の浪漫(ろうまん)的なものから、写実的な詠風に移り、その傾向を生涯押し進めた。36年(昭和11)女流歌誌『明日香(あすか)』を創刊。歌集に『片々』(1915)、『紫草(むらさきぐさ)』(1931)、『こぼれ梅』(1950)などがある。
[宮地伸一]
血を分けし母と子なれどつきつめし悩みは言はず一つ家に居て
『『今井邦子短歌全集』全一巻(1970・短歌新聞社)』
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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