代読(読み)ダイドク

精選版 日本国語大辞典 「代読」の意味・読み・例文・類語

だい‐どく【代読】

  1. 〘 名詞 〙 他人にかわって読むこと。
    1. [初出の実例]「細君は夫から頼まれて其中の最も大切らしい一部分を彼の為に代読(ダイドク)した事は云はなかった」(出典道草(1915)〈夏目漱石三五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android