読上げる(読み)ヨミアゲル

デジタル大辞泉 「読上げる」の意味・読み・例文・類語

よみ‐あ・げる【読(み)上げる】

[動ガ下一][文]よみあ・ぐ[ガ下二]
声高く読む。「声明文を―・げる」
読みおわる。「源氏物語を―・げる」
[類語]音読黙読朗読棒読み空読み暗唱口誦読誦朗唱拝読拝誦代読

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精選版 日本国語大辞典 「読上げる」の意味・読み・例文・類語

よみ‐あ・げる【読上・読揚】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]よみあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. 文章を声に出して読む。大きな声で読む。
    1. [初出の実例]「倉山田麻呂の臣、表文(ふみ)を唱(ヨミアク)ることを恐り」(出典日本書紀(720)皇極四年六月(岩崎本訓))
  3. 全部読む。ことごとく読み終わる。読了する。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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