口誦(読み)コウショウ

精選版 日本国語大辞典 「口誦」の意味・読み・例文・類語

こう‐しょう【口誦】

  1. 〘 名詞 〙 覚えている文句などを声に出して言うこと。また、書物などを声に出してよむこと。
    1. [初出の実例]「珙童口誦留之作、厥韻琅々然也」(出典:蕉堅藁(1403)和前韻答崇大岳)
    2. [その他の文献]〔魏書‐李彪伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「口誦」の読み・字形・画数・意味

【口誦】こうしよう

口にとなえる。〔魏書、李彪伝〕(高)の兄閭、學高才、家に典富(おほ)し。彪、の家に於て、手抄口誦し、寢に暇(いとま)あらず。

字通「口」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android