新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「伏見宮貞愛」の解説
伏見宮 貞愛
フシミノミヤ サダナル
- 肩書
- 伏見宮第21代
- 別名
- 幼名=敦宮(タツノミヤ) 別名=貞愛親王(サダナルシンノウ)
- 生年月日
- 安政5年4月28日(1858年)
- 出生地
- 京都・今出川通清棲殿
- 学歴
- 大学南校 陸士(旧1期)卒 陸大
- 経歴
- 孝明天皇の養子となるが、明治5年復帰して伏見宮家を継ぐ。西南の役に中尉をもって出征。近衛歩兵第4連隊長を経て、25年少将、日清戦争では歩兵第4旅団長として従軍。31年陸軍中将に進み、日露戦争に第1師団長として出征。37年陸軍大将。38年軍事参議官、のち特別大演習諸兵指揮官、特命検閲使等を歴任。大正4年元帥。明治天皇・大正天皇の親任厚く、大日本農会・大日本蚕糸会・帝国在郷軍人会などの総裁を歴任した。
- 没年月日
- 大正12年2月4日
- 家族
- 父=伏見宮 邦家 長男=伏見宮 博恭(伏見宮第22代) 姉=村雲 日栄(尼僧) 弟=東伏見宮 依仁(海軍大将)
出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報