佐藤達夫(読み)サトウ タツオ

20世紀日本人名事典 「佐藤達夫」の解説

佐藤 達夫
サトウ タツオ

昭和期の官僚 人事院総裁;法制局長官



生年
明治37(1904)年5月1日

没年
昭和49(1974)年9月12日

出生地
福岡県久留米市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和3年〕卒

主な受賞名〔年〕
日本エッセイストクラブ賞(第15回)〔昭和42年〕「植物誌

経歴
昭和3年内務省に入り、7年法務局に移り、22年から29年まで法制局長官を務めた。30年国会図書館専門調査員を経て、37年人事院総裁に就任、49年に死去するまでその職にあった。この間、日本国憲法立案を担当したほか、国家公務員法の制定参画著書に「国家総動員法」「国家公務員制度」「日本国憲法成立史」などのほか、「植物誌」「花の画集」(全3巻)「法律の悪魔」などの随筆集がある。趣味の広さでも定評があり、日本エッセイストクラブ賞を受けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤達夫」の解説

佐藤達夫 さとう-たつお

1904-1974 昭和時代の官僚。
明治37年5月1日生まれ。内務省から法制局にうつり,戦後は日本国憲法の起草にくわわり,昭和22年法制局長官。37年人事院総裁となり,国家公務員の給与改善勧告の完全実施をめざす。絵画,随筆にすぐれ,植物研究家としても知られた。昭和49年9月12日死去。70歳。福岡県出身。東京帝大卒。著作に「日本国憲法成立史」「植物誌」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「佐藤達夫」の解説

佐藤 達夫 (さとう たつお)

生年月日:1904年5月1日
昭和時代の官僚。人事院総裁
1974年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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