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白河殿 シラカワドノ

世界大百科事典 第2版の解説

しらかわどの【白河殿】

平安時代の邸宅,院御所。白河の地は現在の京都市左京区の南辺,吉田山の南西部を北東から南西の方向に流路をもつ白川に沿った地域をいう。この地に早く藤原良房の経営した別荘白河殿があり,摂関家領として伝領されたが,師実の代に白河天皇に献上され,同天皇によって1075年(承保2)に再開発され77年(承暦1)に法勝寺が創建供養された。法勝寺西方の水石風流の地に所在した,宇治大僧正覚円の住房が白河上皇に進上され,95年(嘉保2)白河泉殿が造立された。

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大辞林 第三版の解説

しらかわどの【白河殿】

京都市左京区にあった邸。初め藤原良房の邸宅、のち白河法皇の御所となった。白河院。白河御所。

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世界大百科事典内の白河殿の言及

【祇園女御】より

…祇園の南東角に堂を構えて当時からこの名でよばれた。白河殿ともいう。院の権威を背景に院近臣の藤原顕季や平正盛の堂などで盛大な仏事を行い貴族社会に影響力をもった。…

【白川】より

…京都市左京区を流れる鴨川東岸の支流。また白川流域一帯の古称。川は比叡山南側の大津市山中町付近から西へ下り,谷口で南へ向かい,吉田山の東側から岡崎を経て四条大橋北側で鴨川に合流する。途中,岡崎の南側では一部琵琶湖疎水と合流している。上流部一帯は花コウ岩地域であり,風化・浸食作用が著しく,同時に谷口から鴨川にかけては活発な堆積作用によって白川扇状地を形成した。花コウ岩質の砂の堆積で流れが白く見えるためにその名が生まれたといわれる。…

【藤原良房】より

…平安前期の官人。染殿大臣,白河殿とも称された。藤原冬嗣の二子で母は尚侍藤原美都子(大庭女王との説もある)。…

※「白河殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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