信松院(読み)しんしょういん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「信松院」の解説

信松院 しんしょういん

1561-1616 織豊-江戸時代前期,武田信玄の娘。
永禄(えいろく)4年生まれ。織田信忠と婚約するが,破談となり剃髪(ていはつ)する。天正(てんしょう)10年織田軍に攻められ武蔵(むさし)八王子(東京都)にのがれる。養蚕につくし同地の機織(はたおり)業の基礎をつくったとされる。18年信松院を建立。元和(げんな)2年4月16日死去。56歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。名は松。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android