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個人請負 コジンウケオイ

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デジタル大辞泉の解説

こじん‐うけおい〔‐うけおひ〕【個人請負】

個人が企業等と直接請負契約業務委託契約を結んで業務を行うこと。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

個人請負
こじんうけおい

企業に雇われて働くのではなく、個人事業主として企業と業務請負契約を結び、仕事をする者のこと。インディペンデント・コントラクターindependent contractor、コントラクト・ワーカーcontract workerともいう。高度な専門技術や知識をもつ者(たとえばIT技術者や商品プランナーイベントプロデューサーなど)が、プロジェクト単位で仕事を請け負う。被雇用者ではないので、労働法規による保護や規制は受けない。たとえば、仕事中の事故やけがは労働災害にはならないので、自ら傷害保険に加入するなどの対応が必要である。基本的に、請け負った仕事の成果にのみ責任を負うので、仕事を行う時間や場所は自由に決められ、仕事のしかたについても発注元から指示されることはない。しかし、セキュリティ確保や発注側の企業の都合によって、仕事時間や場所を指定されたり、仕事のしかたについて指示を受ける場合がある。このようなケースは、場合によっては「偽装請負」として雇用関係の偽装とみなされる場合がある。
 アメリカ合衆国では、個人請負はホワイトカラーの高度専門職の働き方として定着しており、連邦労働省によれば人数は約1000万人、全雇用者の約7.4%を占める(2005年統計)。日本でも、経済・市場動向の先行きが不透明のため、正社員の採用を手控え、臨時の仕事は個人請負に発注する傾向があるが、被雇用者と異なり、失業保険のような病気やけがで働けなくなったときの保障がないため、リスクの高さからアメリカほど普及していない。[鹿住倫世]

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