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光励起 ひかりれいき

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世界大百科事典 第2版の解説

ひかりれいき【光励起】

電磁波を吸収させることによって,分子(原子,イオン,準粒子なども含める)を,特定のエネルギー状態に励起することをいう。狭義には,ゼーマン副準位の分布数を,光を照射して変化させる方法(光ポンピング)を指す。また広い意味では,非線形散乱,光混合,光パラメトリック効果などの過程において,主たる入射光を励起光という。 二つのエネルギー準位W1,W2に共鳴する電磁波ħω=W2W1によって(ħはプランク定数を2πで割ったもの,ωは角振動数),それぞれの分布数N1,N2を有効に変化させるためには,単位時間当りに吸収される光子数が,緩和によって元の状態にもどる分子数より大きくなくてはならない。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の光励起の言及

【光化学】より

… 光は光量子(または光子)と呼ばれるエネルギー粒子の流れであり,物質に光があたると物質内の電子はこのエネルギーを得て高いエネルギー状態になる。これを光励起と呼ぶ。光励起された物質の多くはもとの状態にもどるが,種類によっては分解したり,他の物質と化学反応を起こして新しい物質を生じる。…

※「光励起」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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