光臨(読み)コウリン

デジタル大辞泉 「光臨」の意味・読み・例文・類語

こう‐りん〔クワウ‐〕【光臨】

他人を敬って、その来訪をいう語。「御光臨を仰ぐ」
[類語]光来来駕枉駕来車来臨

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精選版 日本国語大辞典 「光臨」の意味・読み・例文・類語

こう‐りんクヮウ‥【光臨】

  1. 〘 名詞 〙 他人を敬って、その人がある場所に出席することをいう語。
    1. [初出の実例]「莫披露。明日可光臨之由有其命」(出典明衡往来(11C中か)上本)
    2. 「諸君の御来車を請ひましたところ、遙る遙る御光臨(クヮウリン)を辱うし」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉上)
    3. [その他の文献]〔曹植‐七啓〕

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普及版 字通 「光臨」の読み・字形・画数・意味

【光臨】こう(くわう)りん

お出でになる。魏・曹植〔七啓遐路しとせず、幸に光臨せらる。將(まさ)に(つつし)んで耳を滌(あら)ひ、以て玉を聽かんとす。

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