八葉蓮華(読み)はちようれんげ

精選版 日本国語大辞典 「八葉蓮華」の意味・読み・例文・類語

はちよう‐れんげハチエフ‥【八葉蓮華】

  1. 〘 名詞 〙 八弁の蓮華胎蔵界曼荼羅中央は、中台八葉院と名づけ、八弁の蓮華にかたどり、大日如来中心に、八葉の各弁に、宝生普賢・開敷華王・文殊無量寿観音・天鼓雷音・彌勒をおき、これを胎蔵九尊という。八葉の蓮華。八葉の蓮(はちす)。〔神道集(1358頃)〕

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関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「八葉蓮華」の意味・わかりやすい解説

八葉蓮華
はちようのれんげ

花弁が8葉ある蓮華。真言密教などでは胎蔵界曼荼羅の中央にこれを描き,中央に大日如来,8葉に4人の仏陀と4人の菩薩を配する。

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