公海に関する条約(読み)こうかいにかんするじょうやく(その他表記)Geneva Convention on the High Seas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「公海に関する条約」の意味・わかりやすい解説

公海に関する条約
こうかいにかんするじょうやく
Geneva Convention on the High Seas

1958年4月 29日に第1次海洋法会議で署名され,62年9月 30日に効力を生じた条約。日本も加入公海に関する制度を,当時成立していた慣習国際法基礎に規定したもので,おもな内容は,公海の定義,公海の自由,船舶の国籍旗国主義航行の安全,民事および刑事管轄権,海上警察権,海水汚濁防止および放射性廃棄物による海洋汚染の防止などである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む