六和塔(読み)ろくわとう

世界の観光地名がわかる事典の解説

ろくわとう【六和塔】

中国の浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)(ハンチョウ)にある、国宝に指定された塔。970年、銭塘江(せんとうこう)の高潮を鎮め、灯台の役割を果たすために建てられた。外見は13層だが内部は7層構造で、螺旋(らせん)階段で最上階まで登ることができる。そこから眼下に銭塘江の雄大な流れを一望できる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

りくわとう【六和塔 Liù hé tǎ】

中国,浙江省杭州市の銭塘江の河畔,月輪山の上に立つ塔。北宋時代,971年(開宝4)に創建され,当時は9層で,塔頂の点灯が夜間の行船の指南となったと伝えられる。その後焼失し,南宋になって,1153年(紹興23)に7層塔が再建された。現在の塔は平面八角形,外観は13重,内部は7層で,全高59.89m。塼(せん)造の塔身部は南宋再建時の遺構で八角形の周壁の中央に長方形の小室があり,外周の木造部分は清代の1900年(光緒26)の再建にかかる。

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